どこが、いけないの?

プレシーズンが開始したとき、セインツはとてもスロースターターに見えました。
どこがいけないというのではなく、やることなすこと裏目に出た感じでした。
でも、プレシーズンですから・・・ で、済まされました。

今、シーズンが始まってやっぱり・・・
どこがいけないのか? そうすべてが良くないんです。
昨年プロボウルに出た、DEのウィル・スミスもLTのジャマール・ブラウンも、
今では、平均並の選手のようです。

昨年FAで獲得した選手の誰も活躍できていません。
TEのエリック・ジョンソンくらいなものです。

思えば、ドラフト指名で4巡 トレードアップまでして、
オハイオ州立のRB:アントニオ・ピットマンを指名しました。
これは、不思議な指名でした。
マカリスターは、05年にケガで1年棒に振りました。
06年は、活躍して完全復活と思われました。
そして、今年また、活躍することなくアウトしました。
そんな予想が出来たでしょうか?
05年8年の長期契約をして3年目ですが、3年間で実働1年です。
ドラフト指名も、マカリスターのケガをある程度予測してのことだったのでしょうか?

さらに、不思議なのは、そうまでして指名したピットマンを破ってしまった
RB:ピエール・トーマスを、ルーキーFAで獲得していたことです。
そんな偶然あるんでしょうか?
そのために、エースRBを負傷欠場させても、FA市場を探すことさえ無いようです。

すべてが、シーズン後半に向けての作戦だったのでしょうか?

WRを見ても、ドラフト1巡指名のミーチャムの出遅れ。
にも、関わらず即戦力の補強は、FAで超ベテランのパッテン1人だけです。
ミーチャムの後半戦デビューを、計算済みのような感じすらします。

まぁ〜 それでも、ここまでの負けは予想していなかったでしょうが、
前半の8試合をなんとか、4−4で行きたかったのかも知れません。
そう考えれば、今 0−3はちょっとひどいですが、それ程気にする必要は、
ないのかも知れません。
ここからの5試合を、3−1で良いのですから・・・

当然、勝負は後半戦になります。
DTのホリス・トーマスの体重オーバーも、
プレシーズン、シーズン前半で、ベストの状態に持っていければ良いのです。
不振のDE:ウィル・スミスもLT:ジャマール・ブラウンも、ベストは、
シーズン後半に持って行く。

そこまで、持たないかも知れないのが、RB陣かも知れない。
だから、シーズン後半にピークになりそうなRBの指名が必要だった。

まだまだ、これからが本番なのかも知れません。


毎年のように、チームのピークをシーズン中に持って来てしまい、
なんとなく、プレイオフで負けるチャージャーズを考えると、
ピークをシーズン後半に持ってくるのは、ギャンブルではありますが、
セインツが、スーパーに行くには、いい方法かも知れません。

オフェンス中心のチームは、どうしてもその勢いに、波があるように思います。
それを知っているペイトンの考えのような気がしないでもないなぁ〜。