ドラフト最終日(4〜7巡)

ドラフト最終日には、4〜7巡の指名がありました。
セインツの指名は以下のようになりました。
7巡 23位 (全体226) Greg Romeus DE 6-5 270 Pittsburgh
7巡 40位 (全体243) Nate Bussey OLB 6-2 220 Illinois

予定通り(?)に7巡二つで終わりました。
まず、7巡aのGreg Romeusですが、09年までは良い活躍をしていましたが、10年はケガで試合数も2試合程度だったようです。そのために7巡まで落ちてきた模様です。ケガがどういうものかわかりませんが、ケガが治っていれば、儲けものになる可能性があります。
7巡bこちらは良くわかりませんが、7巡とは言え指名されるのですから、ジョーロン・ダンバー以上の期待があると思います。サイズ的に言ってスピードがあるのかな?っと、思いますが、良くわかりません。

7巡以外に指名がありませんでしたね。普通はそれが当たり前でしょうが、ペイトンHCの場合は、来年のドラフト指名権をトレードに出して、何かをしてくるかも知れない。そんな思いもありましたが、流石にすでに来年のドラフト1巡を失っていますから、そう次々とは行きませんでしたね。

3日間のドラフト全体としては、6人の指名で、オフェンス選手はRB:イングラムの一人だけでしたね。また、オフェンスラインの選手を一人も指名しませんでした。

RB:イングラムの1年目から活躍が このドラフトの成否を大きく左右しますね。ドラフト指名権のトレードをした相手のNEが、ゲットした指名権も使って2,3巡で二人のRBを指名しています。もしも、そのRB陣とイングラムの活躍が、同程度に終わったら セインツは来年の1巡を無駄にロスしたことになります。同様に3巡終わりごろにドルフィンズが、カンサス州立大のパワータイプのRBを指名しました。その変にも負けられませんね。
逆に言うと・・・ これまでP・トーマスやアイヴォリーがそれなりに活躍してきましたから、ドラフト指名するとしたら、それ以上のRBでなければ意味がないわけですから、イングラムは相当活躍できるとの判断があったのだと思います。一昨年セインツで活躍したRB:ベルがRFAでイーグルスに持っていかれましたが、ほとんど何も活躍できませんでした。セインツのOLはランオフェンスに関しても相当優秀なのかも知れません。P・トーマスもアイヴォリーもハミルトンも、もともとドラフト外です。活躍したとは言えドラフト指名順位にすれば、3巡あたりのレベルなのかも知れません。そこに今度ドラフト1巡相当のRBが来るんですから、その活躍は 相当なものになって当然なのかも知れません。そうなると、これまでイマイチはじけきれていなかったブッシュももっと活躍できそうな気がします。思うにケガをする前のマカリスターが居たときには、ブッシュはもっと走れていたような気がします。アベレージなランはイングラムに任せて、ブッシュはいつもホームラン狙いで自由にピョンピョン走って欲しいものです。


今回のドラフトは、QBの上位指名とアトランタのあっと驚くトレードアップで始まりました。どちらもNFC南地区には 大いに関係ありです。セインツのブリーズはじめ、アトランタのライアン、バッカニアーズのフリーマン、それに今度のパンサーズのニュートンとしっかりしたQBを揃えたチームばかりになりました。ますます激戦地区になりそうですね。