ドラフトの評価 その2

ドラフトの評価をするには、2,3年待たなければいけない。と言われます。まだ、NFLでのプレーがないのですから、そう言うことかも知れません。
そんな中で 昨年のドラフトの効果をちょっと振り返ると・・・ 1巡CBパトリック・ロビンソンの指名により、ジェンキンスのFSへのコンバートを確実にしました。これによりベテランFSシャーパーとの契約を高額なものにしなくて済みました。 2巡OTチャールズ・ブラウンの指名により、OTジャマール・ブラウンのトレードを引き起こしました。ジャマールをレッドスキンズのトレードすることでゲットした2011年の3巡で、LBマーティス・ウィルソンを指名できました。ジャマールのトレードはサラリーの節約にも貢献できたと思います。 3巡TEグレアムの指名、そしてその後の活躍 急激な進歩によってTEショッキーのカットを招きました。これもサラリーの大幅な節約になっていると思います。 5巡Cテナントの指名によりC,Gの控えポジションを埋めることができました。 7巡QBキャンフィールドの指名はまだ貢献度は見えてきません。

続いて今年のドラフト指名ですが・・・ なかなか嬉しい評価をする書き込み(コメント)を見つけたので、それに沿って書いてみます。
○1巡(24位)DE:キャメロン・ジョーダン
6−4 287 40ヤード:4.71
サイズとスピードを兼ね備えています。多くのモックドラフトでも彼を17位のNE以下にするモックはありませんでした。懸念されたのは 彼は大学時代に3−4のDEでした。パスラッシュよりもランストップ重視のプレースキームでプレーしてきました。そのために純粋なパスラッシャーを求める多くのチームからスルーされました。しかし彼のサイズ・パワー・スピードを持ってして、GWの元でプレーをすればそれはマイナスにはならない。反って多くのフォーメーションでのプレーが可能にもなります。今後数年にわたってセインツの正DEになれる選手だと思われます。
○1巡(28位)RBマーク・イングラム
エリートクラスのトップスピードこそ持っていませんが、そのほかのRBに必要な能力のすべてを持っていると言われます。インサイドのラン、タックルとタックルの間の穴を素早く見つけてパワフルにゲインします。アウトサイドへのランにおいても、絶対的なスピードこそありませんが、ブロッカーが作る穴をうまくつきゲインするタイプのようです。ペイトンHCのプレーコールをラン・パスのバランスを良くするのではないかとまで 期待されています。シーズンの初めはブッシュあるいは P・トーマスがスターターを勤めるでしょうが、シーズンが終わってみるとイングラムが一番ボールキャリー回数が多くなっている。そんな風になるのではないかと思われています。
○3巡LBマーティス・ウィルソン
250ポンドのサイズがあり 40ヤード4.5のスピードがあります。大学時代はILBをプレーすることがほとんどだったために、SLBとして学ぶことの多い選手ではあります。TEのマークなどは選手同士の自主トレでヴィルマ、ダンバー当からアドバイスを受けているようです。これまでセインツにはブリッツのできるLBがいませんでしたが、ウィルソンのスピードを持ってすれば、ブリッツできるLBになると思われます。スピードがありながらこれまでいかせきれて来れなかった分 プロに入ってからの伸びシロが多いと思われます。シーズン初めは限られたスキームで出場に限られるかも知れませんが、シーズン終了時には多くの場面で使われるようになるんじゃないかと思われます。ちょうど昨年のTEグレアムのようになるんじゃないかと思います。
○3巡 CBジョニー・パトリック 
彼はフィジカルなCBです。WRのカバーよりもインターセプトのできるタックラーのようにも見えます。それで最終的にはSになるのではないか?と言う見方もあります。ポジションコンバートとなれば即戦力として期待が薄いのですが、彼はSTでの活躍がすごいようです。パントやキックオフ時のカバーチームですぐにでも活躍すると思われます。
○7巡 DEグレッグ・ロメアス 
能力だけなら1巡並みの能力があると言われながらも怪我のためにここまで順位を落としました。ケガのリスクも小さくないとは思われますが、もしもケガから順調に回復できれば、とんだめっケモンになりえる選手です。こちらはジョーダンと違ってパスラッシュが売り物の選手です。サックの量産が期待されます。
○7巡 LBネイト・バジー
とりあえずはST用選手だと思われます。6−2 4,5(40ヤード)と言うサイズとスピードと言うペイトンHCやルーミスGMの理想のバランスを持っていると言われます。 LBとしてやっていくにもう10〜15ポンドほどバルクアップしての挑戦になりますし、セイフティーとしてフレーできる能力があればSSへのコンバートが図られるかも知れません。そのあたりの能力を見るためにも 本当はミニキャンプ当が必要だったのですが・・・ ロックアウトではしょうがないですね。
と、まぁ〜 偏見にとんでいるかも知れませんが、なかなか良い線をついているんじゃないかと思ったので少々加筆しながら編集してみました。
6−2 220 のバジーがスピードを活かしてSSになれれば、とんだ拾い物になりますね。SSはローマン・ハーパーとの再契約が一番でしょうが、そのバックアップにバジーが治まったりしたら、ずいぶん若返る印象になりますね〜〜!