ケガ人情報 木曜(12日)

不参加
WR:ムーア
TE:ギルモア
LB:ヴィルマ
制限付き参加
SS:ハーパー
LB:カシラス
と変わりました。
Sのハーパーが制限付きながら練習に復帰しています。ただ、改善してきたからなのか、様子を見るためなのか? 不安もまだあります。
ヴィルマの不参加は 休養のためという見方が多いようです。
ただ、相変わらず不参加のWR:ムーアは厳しそうですね。TEのギルモアもです。

ちょっと前のNFLJapanに「セインツの強力オフェンスを止めるための鍵」と言う感じの記事がありましたが、笑いました。
「鍵」って言うのは、いろいろある要素の中で、キーポイントになるような、ツボという感じだと思うんですが、そこには5つの項目があげられており
1:QBブリーズにプレッシャーをかけてリズムを崩す
2:NFL6位のランを止める
3:ラン・レシーブ・リターンでNFL記録を作ったスプロールスにレシーブで活躍させるな。
4:チームのレシーブ回数・ヤードともトップのTE:グレアムへのパスを徹底マークする
5:ロングパスを成功させるな
と上がっていました。 これ全部出来たら 絶対にどこのチームでも勝てますよね。 これじゃぁ〜鍵になってないじゃん! オフェンスのキープレーヤーを全員止めろ!って言っているのとたいして変わりませんよね。
ただ、しいて言うならば ここにはOLのことがほとんど書かれていないことです。
セインツの今のOLは Cプエンテ、Gエヴァンス、ニックス、Tブシュロッド、ストリーフです。ドラフト上位指名選手が誰もいません。スタッツらしいスタッツのないポジションですから、よほど関心を持って見ていないと評価し難いんじゃないかと思います。
で、同じNFLJapanの知恵袋で「セインツは嫌われているのか!」と怒っている人がありましたが、私も「そう」思っています。
「嫌われている」という表現は的確ではないでしょうが、好感をもたれていない。と思っています。
セインツには絶対的なエースがいません。RB陣も100ヤードを超えるRBはいません。WRにもプロボウルに出るようなスーパーなWRはいません。QBブリーズにしても、肩が強いわけでもなし、モビリティーがすぐれているわけでもなし、マニングのようにオーディブルを連発するわけでもなし・・・ これは評論家さんたちには簡単に説明できないところに良さや強さがあるからだと思います。 評論家さんたちが普段力説しておられる持論にマッチしてこないチームがセインツなんだと思います。そう言うチームは彼らからすれば 評価しにくい煙たい存在なんじゃないかと思っています。
やっと やっと ここ2,3年高い評価をされてきたQBブリーズでさえ、いつも3番目のQBです。
昨年までは NFLでトップのQBは誰?という質問には 必ずペイトン・マニングとブレイディーが双璧のようにあげられ、三番目にブリーズの名前を申し訳ないようにあげられる。マニングがケガでいない今シーズンは? 今度は#12のアーロン・ロジャース対ブレイディーの図式になり 今年もやっぱりブリーズは3番目なんです。
そんな中で、セインツが勝つことで そんな人たちの鼻をあかしてやった気分で 嬉しさも倍増します。
そこもセインツの魅力なんだと思っています。
そうそう Poffを勝ち抜くには強力なディフェンスこそが必要だ!っと言って スーパーボウルの予想を49ers対レイブンズにしていた方もあります。予想ですからそれにケチをつける気はありませんが、そう言う人が出てくるたびに それをひっくり返して行くのがセインツでもあると思っています。そうなったら気持ち良いですよね!(笑)
RB陣など特に・・・
今の3人のうち トーマスとアイボリーはルーキーFAから這い上がった選手です。スプロールスにしても一花咲かせてFAで来たと言うよりも チャージャーズで見限られてFAでセインツに来たと言う方が合っていると思います。そんな3人のRBですから、それぞれ違ったタイプのRBとしか言いようがない。
セインツのランの強さは スプロールスのスピードにあるとか、トーマスのタックルをかいくぐるクイックネスにあるとか、アイボリーのパワフルさにあるという風に一言では言えない=評論家泣かせのチームなんだと思います。それがセインツが嫌われていると言うか 疎んじられやすい理由なんじゃないかと思っています。
でも だからこそ愛すべきチームのように思っています。