ピクニックの意味

ピクニックって、どこか、ワクワクしてくるし、なんだか楽しそうだし、ドキドキするような小さな冒険もありそうだし・・・

でも、

よーく考えてみると、
ピクニックで行くところは、そんなすご〜い所じゃないですよね。


人里離れた秘境だとか、テレビや映画でしか見たことないようなリゾート地や世界的な観光地じゃないですよね。
ディズニーランドやユニバーサルスタジオのように目を見張るようなパレードもアトラクションもありません。

なのに、ピクニックには、ワクワクもドキドキもあるんです。
普段とそれほどかけ離れたところでもないのに、とっても楽しい非日常があるんですよね。
これって、すごいことだと思いませんか?

食事だって、豪華なコースランチもシェフの解説のあるメニューもありません。
あるのは、家から持ってきた、いつも食べてるお米で作ったおにぎりや、やっぱりいつも食べてるパンや野菜などで作ったサンドイッチぐらいです。
高級なワインもみごとなデザートもありません。
あるのは、いつも家で飲んでるお茶が、水筒に入っているだけですよね。
なのに、どうしてあんなにおいしいんでしょう。

まわりの外的要素は、普段とそれほど変わりはないのに、気分だけは全然違いますよね。
空気も日差しもいつもよりやさしく感じることができるし、時間だって、なんだか、ゆっくり流れるように感じます。

こんな日常のすぐ隣にあるのが、「ピクニックの魔法」なんじゃないか、もしかしたら、しあわせってヤツも、すご〜いことが起きたときや、夢のような生活にあるものじゃなくて、普段の日常のすぐ隣にあるんじゃないか。

気持ちや気分を変えるだけで、まわりはなんにも変わっていなくても、きっと、しあわせや楽しさは、何倍にもなるんじゃないか。っと、思うんです。

そんなピクニックな話 ピクニックな言葉 ピクニックなモノ を、小部屋いっぱいにしたいですね。


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