昨年の反動じゃないか・・・?

昨年と同じことをしていては勝てない。
じゃなくて、昨年と同じことが出来ていないんじゃないかと思います。
ちょうど、契約最終年の選手が活躍して、ビッグな契約を手にしますが、
それが翌年 活躍しないことがよくありますよね。
あれって、手を抜いているんじゃなくて、前年のハードワークが
翌年に響いてしまっているんじゃないかと思うんです。

日本のプロ野球で、シーズン後半に優勝を競っていたりすると、
リリーフピッチャーを使いすぎて、翌年思うような活躍が出来ないこと
よくありますよね。
そう言う現象が、セインツのチーム全体に起きているんじゃないか。
そんな感じがします。


ブリーズにしても、スミスにしても フジタも、ブラウンも、
みんな昨年は、急に活躍しすぎているような気がします。

ヘッドコーチが代わり、QBが代わり、選手も大量に代わり、
カトリーナ復興の星のように注目され・・・そんな中で、
ハードワークしすぎてしまったんじゃないかと思うんです。

昨年あれだけ活躍したチャージャーズのトムリンソンも、やっぱり
ちょっとハードワークだったんじゃないかと。
そう言うことが、セインツ全員に言えそうな気がします。

オフェンスメンバーを素直に見たとき、NFLでダントツの一位のオフェンス成績って、
おかしいですよ。
オフェンスラインにとっても、昨年の活躍は出来すぎ=頑張りすぎ=ハードワーク
だったんじゃないかと思います。


昨年強かったコルツが今年も強いのは、
その一つの要因に、マニングが一昨年あたりから、頑張り過ぎない、
すごい記録を作っていない。
一方、ブリーズは病みあがりのシーズンながら、自己ベストみたいなシーズンを、
してしまった。=ずーっとハードワークだったんじゃないのか?
そんな気がします。


そう言う意味では、ブッシュに20回オーバーのランは続けてはいけないような気がします。
ラン以外に、パスキャッチを10回弱程しますから、ランは15回までくらい押さえて欲しいです。
その分と言ってはなんですが、ピエール・トーマスに10回ほどのランをさせて欲しいと思います。
ブッシュの場合は、USC時代でもレンデル・ホワイトという優秀なRBとペアーでやっていました。
その方が、長く安定した活躍が毎年できるんじゃないでしょうか。
ブッシュにとっても、チームにとってもその方が良いと思います。


昨日、スティーラーズシーホークス戦を見ました。
スティーラーズはケガ人が多く、WRのサントニオもウォードも出ていませんでした。
でも、ワシントンとTEのミラーばかりにパスが行くのか思いきや、
案外 ウィリー・リードにもパスがありました。ダベンポートもキャッチしてました。
ポラマルもハンプトンも出てないのに、強いディフェンスしてました。
シーホークスが悪かったのもあるとは思いますが・・・)
こういうハードワークにさせない選手起用が、毎年強いチームを作れるような
そんな気がします。

昨年活躍したシモノーに年上の30才過ぎのベテランをFAで獲得して
競わせていては、しかもその30過ぎの二人をロースターに残すようでは、
強いチームになって行きそうにないような気がします。
もしかして、このままでは来年は今年以下のチームになってしまう可能性すらあります。

フジタがケガで欠場して、なぜそのバックアップがシモンズなんですか?
ここはA・フィンチャーでしょう。
それがフィンチャーに勤まりそうにないなら、なぜ彼を残すんですか?

ブッシュにハードワークを強いるじゃなくて、ピエールを使える選手にすることが、
強くなるように思います。

勝負の決まってしまった試合にブリーズを続投させてなんになりますか?
ポルコを何のために、アクティヴ登録してたんですか?


昨年のマカリスターも 病みあがりながらすごい活躍でした。
今から思うとハードワーク過ぎたのかも知れません。
来年以降どういう使い方になるのか、同じことをしていては、
マカリスターの先も長くないような気がします。

たまに1年だけ活躍するチームがあります。
翌年は、なぜか普通のチームに戻ってしまっています。
セインツも今のところそのパターンです。
これからが、本当のHCの腕の見せ所かも知れません。
そう言う目でGMやオーナーが見れるかどうかです。
そんな気がします。