補償ドラフト無し。

UFAで他チームから、獲得する選手の数よりも、
他チームへ流失する選手の方が多い場合、
補償ドラフトが与えられるようです。
細かいルールは不明ですが、流失した選手の新しいチームとの
契約金額等によって、3巡から7巡まで、与えられます。
ちょっと、不透明感もありますが、流失の多いチームには
助かるシステムでもあるようです。


ただ、FAで戦力補強にウエイトのあるチームは、
相対的にドラフト指名権が少なくなりますから、
益々FAに依存しやすくなってしまう傾向にあるように思います。
つまり、毎年補償ドラフト権を与えられるチームが、
同じチームに偏っているように感じます。


セインツの場合は、昨年も、今年もここまで、FAでは
流失がほとんどありませんから、昨年に引き続き今年も
補償ドラフトがありません。
今年は、C・ファインが高額でFA流失してますから、
もう少し、考えてFA流失が上回るようにすれば、
来年には、3巡や4巡のドラフト指名権がもらえるかも知れません。


ちなみに、UFAになった選手ではなく、カットされてFAになった選手の数は、
考慮されないようです。
ですから、今年カットしたLBのシモンズとか、Kのモーレーとかは、
数に入らないようです。


RBのステッカーとか、3人目、4人目のWRと気楽に
契約してますが、そう言った選手ももしも途中でカットするようなことになっては、
大損なんです。


ダン・モーガンのように他チームをカットされた選手は、
数に入りません。
そう言う意味では、カット知るよりも、
FA流失の形になるように持って行く方が、有利なんです。
今年1年契約した選手なども、来年もしかすると再来年には、
FA権になるかも知れないことを考えて、契約して欲しいです。