多分 49ers戦は快勝だったと思う。

 得点的は25−22と言う2点差でセインツが勝ちました。パスでの獲得ヤードランでの獲得ヤードなど、攻撃面では49ersが優っていました。それでけに… 試合開始そうそうのスナップミスによるセーフティーさえなければ… その後も何度もFG圏内まで進みながらINTやファンブルによりチャンスを逃していますから、あのミスのうち 一つでもなかったら、勝てたはずだ。と、思ってしまうこともあるかも知れません。
 49ersにとってこの試合は… 前週に大敗していますので、積極的にプレーをすることで流れを変えたい。少しぐらいリスクを侵しても積極的に勝ちに行こう。こんな感じだったと思います。
 一方 セインツにとっては、前週バイキングスに勝って良い滑り出しをした。今回の49ers戦はアウエー戦だし、風も強い ・・・ 変なミスで試合を落とすようなことはしたくない。高リスクなプレーは最小限にして何とか勝ちたい。そんな感じだと思います。
 そのため試合展開に関係なく セインツはリードしている状況では リスクの高いプレーはしない。安全策プレーを多くする。同点あるいは逆転されたときに、リスクレベルの少し高いプレーも取り込ながら得点を狙う。49ersのディフェンスも良かったですが、セインツが得点を狙いに行ったときには、進まれていた。と言えると思います。と、出来るだけ低リスクをしたセインツ。逆に絶えず積極モードで高リスクプレーを続けた49ersに、それなりのミスプレーが起きるのは 当然のことですし。 49ersの逆転がもとt早くに起きていれば、再逆転ももっと早くに起きていた。と思います。最初のセーフティーなくても、途中のINTがなくても、セインツは基本的にリードして、リードしたらリスクを回避する。4Q最後のドライブ あれが試合の中でどこで起きたかが違って来ることはあっても、試合結果は基本的に49ersのミスが一つや二つ減っても変わらないのだと思います。

 試合全体を見たとき・・・
2WR/1TE/1RB/1FB・・・が16回/64回中ありました。バイキングス戦では 8/62 です。
3WR/1TE/1RB・・・ 21/64 バイキングス戦では26/62 
4WR/1RB ・・・2/64 バイキングス戦では 5/62 でした。
と・・・・ バイキングス戦に比べて 49eraは、消極的とか硬いプレー選択が多かったことを示していると思います。

アレックス・スミス パス 23回成功/32回中 275ヤード獲得 1TD 2INT 
ブリーズ    パス 28回成功/38回中 254ヤード獲得 2TD 0INT
と言うスタッツは QB能力+チームのプレースタイル(高リスクをどれくらい織り込むのか)だと思います。
たぶん アレックス・スミスのパス成功率と獲得ヤードの背景には、2INTを恐れない超積極的な姿勢があったからで、2INTをまず減らすことを考えてしまっては、他の数字も同じようにダウンしてしまうと思います。
・・・
・と、セインツと49ersの間には 接戦に見えたかもしれませんが、それ以上の差があったと思います。