7巡b指名:OLB:ネイト・ビジー(イリノイ大)

セインツは、2007年にも同じような指名をしています。このときも7巡でILB:マーヴィン・ミッチェル(テネシー大)を指名しています。このときは1巡で同じテネシー大のWR:ミーチェムを1巡指名しています。で、どうしてさほど評判の高くもなかったILB:ミッチェルを指名するのか良くわかりませんでしたが、その後の使われ方を見ると、スターターLBの控えをかねながらも、スターターへの昇格を期待すると言うよりもSTでの活躍を期待されていたような感じでした。たぶん今回の指名も似たような感じなんじゃないかと思います。特に今回はルーキーFAの指名がありませんから、本来ならルーキーFAにまわしても良かったと思われるビジーをあえて指名したんじゃないかと思います。LBの控えをかねながらも主な期待はSTではないかと思います。ちょっと消極的な指名のようにも思えますが、昨シーズンのSTには、案外高齢の選手が多かったように思います。コルストンのような「大当たり!」はないかも知れませんが、エリートなルーキーFA選手としてSTでの活躍を期待していると思います。
出身大学がイリノイ大と言うのも、ミッチェルがたぶんテネシー大のミーチェムを視察して目に止まったように、今回はイリノイ大のウィルソンを視察してネイト・ビジーに目がとまったんじゃないかと勝手に推測しています。