62点もとってしまったけど、しょうがないよね。

1Qに21点(3TD)を上げていますが、1回は自陣19ヤードからのドライブですが、残る2回のドライブは、コルツのファンブルから、1回はコルツ陣内から、もう1回はほぼ中央付近からという有利なポジションからのドライブですから、セインツが調子にのって攻め立てた。と言うものでもないと思います。
ただ、こうなる背景としては、セインツは先週の試合で1INT、1ファンブル かつ自チームにはターンオーバーでのゲットなし。と言う自滅的な敗戦だったので、ディフェンスはファンブルを積極的に狙っていたと思います。一方のコルツにしてみると、エースのマニングがいないから、RB陣としてはいつもよりがんばってゲインしようと思っていたでしょうか、それがスポッとはまってしまった。と言うことでもあると思います。
2Qでは、1TDを上げますが その後はFGで終わっています。

3Q 最初のドライブはしっかり責めてTDを奪っていますが、2回目のドライブではランを増やして得点よりも明らかに時間つぶしの攻撃をしています。このとき60ヤードのドライブでTDになりますが、うち20やーどがパスによるゲインで残り40ヤードはランによるゲインです。
ここで48得点になり、3Q終盤にブリーズは引っ込んで控えQBのダニエルの登場となります。
QBダニエルはパスプレーは一切していません。ここから4Q終了までにセインツは12プレーしていますが、11プレーすべてランプレーです。最後の12プレー目はパントです。 そんな中でTDになってしまい55得点になります。続くキックオフ後の最初のプレーでコルツがいきなりパスミスをしてINTになりそれがINTリターンTDになり、62得点となります。このINTもトーレンスのINTです。大量リードに気をよくしたディフェンスの好プレーというよりも、コルツのパスミスです。トーレンスと言うCBはセインツでは4,5番目のCBです。そんなCBの正面にパスが来たのですか、INTしないわけにはいきません。INTというよりもドッジボールを受けるみたいな感じのキャッチです。直ぐ近くにはタックルするWRもいません。リターンしないわけにもいかない。と言うか、反射的にエンドゾーンを目指しますよね。でTDになってしまった。 最後のドライブなど、もうTDは上げたくないので、と、言わんばかりに右ガードへ6回続けてのランプレーです。それでも一度はファーストダインを奪い最後の7プレー目でやっとこの試合始めてのパントをしています。
おかげでブリーズは連続パス350ヤード以上の記録を途絶えさせてしまいました。
全体の印象としては セインツが調子にのって攻め立てたと言うよりもコルツ側のミスによる自滅が、大量得点になってしまった。セインツは普通にやっただけ。ただその普通にはミスがなかった。そう言う感じがします。
振り返って見ると 4Qにセインツはパスを一度も投げていないのに、2TD(14得点)を上げてしまったのです。だから、仕方ないですよね。しょうがないですよね。