残っていた3人が、カットされました。

カットされたのは、P:クリス・ハンソン RB:ジャマール・ブランチ WR:ジャマール・ジョーンズ でした。
ルーキーではなく、ベテランでした。

パンターのハンソンは、今年5月にジャクソンビル・ジャガーズが、新人パンターをドラフト指名したために、カットされFAになっていたところを、セインツと契約になっていました。
セインツには、昨年 ルーキーFAで入ってきたウェザーフォードがいましたので、二人のパンター競争が続いていたわけです。
当初、ハンソンがセインツと契約したとき、その契約額が高かったので、ハンソンに対する期待が大きく ハンソンが正パンターになるんじゃないかと思われたこともありましたが、プレシーズンが始まってみると、わずかですがウェザーフォードの方が、成績も良かったようです。

ウェザーフォードは2年目の選手ですし、ハンソンを打ち負かしたっと言うよりも、ルーキーFAから入ったパンターですが、平均並みのパントが出来るっと判断されての残留だと思います。
もちろん、今平均並みのパンターでも、若いですからまだまだ上を目指して頑張って欲しいところです。

私の印象ですが、ウェザーフォードはパンターではありますが、パンター、キッカーの野中では、キック力だけでなくアスリート能力の高い選手なのではないかと思っています。
パントと見せかけてのスペシャルプレーを企てるにも 最適な選手なのではないかと思います。


RBのブランチは、昨シーズンをほとんどPSで過ごし、プレイオフ進出の決まった最終戦に出場していました。ビッグなサイズがありブッシュやピットマンが、軽量スピードバックスに対して、パワーランナーと言う面の強い選手でした。そのためFBを兼ねて、FBのマイク・カーニーの控も同時にこなせる。っと言う点で期待しましたが、逆にどちらも物足りなさを感じてしまう結果になったようです。
今年のプレシーズンゲームでは、ブリーズを初めQB陣のパスが順調で、ランプレイは先週のP・トーマス以外 あまり目だっていませんが、激戦が続いています。
マカリスターもブッシュも順調です、FBのカーニーも順調です。控FBのダッデュリーもブロックにパスレシーブに頑張って結果を残しています。
RB陣もドラフト4巡指名のピットマン 超ベテランのアーロン・ステッカーもいます。
今年のRB陣に食い込むのは相当大変なことだったので、ブランチには申し訳ないですが、無理だったように思います。
この時期にカットされるということは、PSに残ることも難しいと思われます。

HCペイトンの好みは、パワーのあるRBよりも、スピードのあるRBとパワーのあるFB
そんな特徴を重視してるような気がします。ピットマンもP・トーマスも似た感じに思います。


WRのジャマール・ジョーンズは、昨年最後のWR枠を手に入れてロースターに残っていましたが、今シーズンのプレシーズンではケガをしてしまったようで、ゲームに出ていません。ゲームに出てないってことは、ここ1ヶ月 まともに練習も出来ていないんだと思われます。
FAでのパッテンの加入、ムーアの成長・・・ 厳しい状況が続いていたと思われます。
このままIR入りするのかも知れないなぁ〜っと、思ったのですが、カットされました。
本人が、IR入りよりもカットを望んだのかも知れません。カットされれば、ケガが直り次第、
他チームとも契約できる道があります。
IR入りしてしまうと、1年間試合に出られなくなってしまいます。
ケガさえ治していれば、ケガ人の出やすいポジションなだけに、セインツと再契約だってあるかも知れません。


しかし NFLと言うところは、そこそこのパワーやスピードがあってもダメなんですね。
スピードにしろ、パワーにしろ・・・ その他の何かでも、ずば抜けた何かが無いと残れないんですね。