サラリーキャップ無しのシーズンが始まった

 サラリーキャップがなくなって、どうなるんだろう?
 っと、思ったシーズンオフですが・・・
 同時にFAになれる年数も2年延びたので、UFA選手が少なく
 サラリーが高騰するのかと思いましたが、今のところそうでもない感じです。
 RFA市場に注目が集まり にぎわすかも っと言う話も
 ありましたが、それ程 RFA市場もにぎわってはいない気がします。
 FAでは 選手のチーム間での動きは 少なくなった感じがします。
 その分、各チームの補強の目がドラフトに行き その分 トレードにおける
 ドラフト指名権が 割高な気がします。
 FA解禁当初はそうでもなかった気がしますが、ドラフトが近づくにしたがって
 トレードにおけるドラフト指名権の価値が上がっている気がします。
 FAでの選手の動きが少ない分 トレードが増えたような気がします。

 セインツは 「蚊帳の外」って感じですけどね。
 現有戦力の維持を図ると どうしても戦力ダウンになります。


 結果は シーズンがすまないとわかりませんが、
 LBのスコット・フジタをFA放出したのも、
 フジタの穴を ダンバートが埋める。そのとき フジタの力を100とした時
 ダンバートの力は70かも知れません。でも、フジタとダンバートのサラリー
 差の分だけ 別の戦力にかけられれば その戦力が30以上のアップになれば
 全体としては チーム力アップになります。
 そう言うところのやりくりみたいなところが 大きい気がします。
 

 矛盾してるようですが、
 毎年強いコルツを見ていると、圧倒的なマニングがいるから
 他の選手は そこそこの選手がいれば 活躍してくれるますし、
 良い選手は 実力を発揮してくれますから 宝の持ち腐れみたいなことに
 なりにくいですよね。コルツのディフェンスもDEのフリーニーなど
 キーになる2,3人の選手がいて 後はそれ程 圧倒的な粒揃いってわけでも
 なくても みんなそれなりに活躍してくれる。
 毎年何人もFAで抜けても ちゃんとカバーできてくる。
 すごいなぁ〜 ハズレが無いんだ!っと、思っていましたが
 そうじゃなくて ちょっとくらい外れていても 根幹が出来ているから
 100点満点の選手じゃなくても 70点の選手が70点の活躍をしてくれれば
 充分なように チーム作りをしている感じがします。


 昨シーズンのセインツでは LTのブラウンがシーズン直前にIR入りと
 なりましたが 控え選手で何とかなってしまいました。
 ブッシロッドが頑張ったと言えばそれまでですが、やはり100点のブラウンに
 たいして 80点だったかもしれないけど、80点やれれば
 他でカバーできてた言うことだと思います。
 

 っと言う前提で 考えると・・・
 FSのシャーパーがFAで ごねているというか セインツの提示金額に
 不満なんだろうと思いますが、セインツ側からすれば、シャーパーを深追い
 するよりも適正価格でオファーして それでダメなら追わない。
 その分をヤングでもジェンキンスでも 当てればそれなりに穴は埋まると
 考えているのだと思います。
 シャーパーをFA出なくせば 翌年には補償ドラフトで5,6巡が
 もらえるかも知れません。補償ドラフト権はトレードできませんが
 最近のトレードで価値を類推すると シャーパーをトレードしても
 5巡は望めない気がします。

 セインツも先シーズンのシャーパーの活躍があったから
 大目にみている感じですが 普通に行けば ドラフト前と後では
 提示するオファーの見直しがあってもおかしくないですよね。
 3月中なら 1年3ミリオン ドラフト後なら1年2ミリオン
 なんて具合にです。
 そうすれば 選手の契約も早まりそうです。