3巡a指名 LB:マーティス・ウィルソンを指名

6-4、250と良いサイズをしています。40ヤード、4,4台とスピードもあります。今年のLBで最速です。これにはちょっとトリックもあって、DEでエントリーしながらも実質は3−4のOLBである選手もいます。その中には1人ウィルソンよりも速い選手もいるようですが、ウィルソンのスピードがあることに変わりはありません。

 イリノイ大では、1年目から試合に出ています。1年次はOLBとして、2年目からILBとして出場しています。3年目の2009年に最初の試合で首を痛め、その後のシーズンを逃しています。そのために2010年目のシーズンが3年目のシーズンとなり、今年はアーリー・エントリーと言うカタチになったようです。09年をボウにした怪我は首のヘルニアだったようで、その年12月に手術をしています。翌2010年には、ILBとして112タックル、4サックを記録しています。ケガの後遺症などの問題は無いと思われています。
スピードがあって、ILB、OLBのどちらもプレーできる選手のようです。身長の6−4と言うのもSLBとしてTEのマークができるコトも強味になると思われます。セインツではSLBとして期待されているようです。大学時代には、パスシチュエーションではDEにセットしてパスラッシュすることもあったようです。パスラッシュも期待できます。サイズとスピードと器用さを持っているので、マルチに使える選手のようです。ウィルソンを指名したときに、DCウィリアムズがニヤリと笑ったと言われるのもウソじゃないかも知れませんね。

LB陣に関しては これまで ペイトンHCになってからはずっとFAやトレードで、ベテランで対処してきました。 新人から育てた選手は今までいませんでしたが、今年から生え抜きの選手がLB陣を埋められることになりそうです。
 ウィルソンだけでなく、ジョン・カシラス、ジョー・ロンダンバー、アニューも加わってのポジション争いになると思います。